診査・診断ガイド

小児矯正の成功は「いつ始めるか」と同じくらい、診査・診断の内容が重要です。本ページは、当院で行う「診査・診断の全体像」「検査の内容」「結果のご説明までの流れ」を、保護者の方にもわかりやすくまとめたガイドです。

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当院は、検査と現状把握に時間をかけています

初回の検査に手をかけるほど、結果のご説明の精度が上がり、治療を始めるかどうかのご判断も、始めたあとの進み方も、確かなものになる——そう考えているからです。

当院の検査は、二段階に分かれています

多くの矯正歯科では、「初診相談 → 治療を決める → 精密検査(レントゲン・セファロ) → 結果説明」という順番が一般的です。精密検査は、治療を決めたあとに有料で行われることがほとんどです。

一般的な流れ
初診相談 治療を決める 精密検査レントゲン・セファロ 結果説明
当院の流れ
一般的な「初診相談」にあたる部分を、2日間に分け、間に約1週間の分析を挟んでいます
検査の日1日目・① 初診精密検査 院内で分析約1週間 結果説明の日2日目
治療を決める ② 最終診断・治療計画の確定装置製作用スキャン

当院の流れは、次の二段階です。

  • ① 初診精密検査:費用をいただいていない初診の段階で、一般的には治療を決めたあとに有料で行われる精密検査を実施しています。パノラマレントゲンの撮影に加え、セファロ(頭部X線規格写真)の撮影・分析、レーザー光でむし歯の状態を調べるダイアグノデント検査も、この段階で行っています。
  • ② 最終診断・治療計画の確定:治療の開始を決められた方の初回のご来院で行います。ご検討の期間を経た最新のお口の状態を、装置をお作りするための3Dスキャン(分析用のスキャンとは撮影範囲・精度が異なるもの)で記録します。これまでの検査・分析結果と統合し、最終的な治療計画を確定して、装置の製作に進みます。

一般的には、セファロの撮影・分析は治療を決めたあとの有料の精密検査で行われます。当院では、費用のかからない初診の段階で行っています。治療を始めるかどうかを判断する材料は、費用のかからない段階でできる限り揃えてお渡ししたい——そう考えて、この形にしています。

※お口の3Dスキャンは放射線を使わない光学式のため、分析用・装置製作用と2回お撮りしても、お子さまのお身体に負担はかかりません。

なぜ、ここまで初診精密検査を充実させているのか

歯並びのご説明は、検査の情報量によって確かさが変わります。レントゲンなどの検査データが揃う前の段階では、どうしても「見込み」を含んだお話になり、有料での検査のあとで治療方針が変わることも起こりえます。

当院は、治療を始めるかどうかを決める前の段階で、できる限り確かな材料をお渡ししたいと考えています。検査の日と結果説明の日、複数回のご来院というお手間をおかけしてでも、大切なことだからこそ、きちんとお伝えしたい——そう考えて、初診の段階の検査を充実させています。

初診精密検査で実施している主な検査

お子さまの負担を最小限にしながら診断の精度を高めるため、次の検査を組み合わせています。

口腔内3Dスキャン(iTero)

型取り材を使わずに歯列を立体記録します。詳しくは 口腔内スキャナー(iTero)で型取り不要の矯正 をご覧ください。

パノラマレントゲン撮影

永久歯の本数・生え変わりの状況・顎の状態を確認します。

セファロ(頭部X線規格写真)撮影・分析

あごの骨格と成長の方向を分析し、治療計画の土台となる情報を得ます。

ダイアグノデント検査

レーザー光を用いて、むし歯の有無や状態を数値で確認する検査です。

口腔内写真・顔貌写真の撮影

顎関節の確認

発音の確認

咬合記録・口腔機能の評価

上下の噛み合わせ関係、舌・口唇の使い方、口呼吸の傾向など

これらの中から、お子さまの年齢と当日のご様子に合わせて、一人ひとり検査を選んでいます。

※正確な検査結果を得るため、当日のお子さまのご様子によっては、検査の一部を行わない判断をすることがあります。

結果説明の日に、お渡ししているもの

結果のご説明は、お子さまの検査データをもとに、一人ひとり作成したスライドを使って行っています。そして、ご説明はその日で終わりにしていません。ご家庭であとから見返し、ご家族で共有していただけるよう、次のものをお渡ししています。

  • ご説明の動画(画面録画)のお渡し:結果のご説明は、院長が直接行っています。その際のスライド画面と説明の音声を、そのまま画面録画した動画としてお渡ししています。同じ説明を何度でも見直せるほか、当日お越しになれなかったご家族にも、その場にいたのと同じ説明をご覧いただけます。
  • スライドのお渡し:ご説明に使ったスライドは、そのままお渡ししています。
  • 検査結果説明用紙(紙):ご説明の要点と大切なことをまとめた配布物です。
  • 当院のパンフレット・矯正に関する資料などの印刷物

※検査の内容やお渡しする資料は、お子さまの年齢・当日のご様子により変わることがあります。

治療計画のシミュレーション(3D映像)

結果説明の日には、口腔内3Dスキャンのデータをもとに、治療計画にそって歯が動き、整っていく様子を3Dの映像でご覧いただけるシミュレーションを作成しています。治療のゴールまでの道すじを、映像で確認しながらご説明しています。

※シミュレーションの作成には、6歳臼歯(第一大臼歯)が生えていることが条件となるほか、お子さまの年齢・当日のご様子により、作成できる場合とできない場合があります。
※シミュレーションは予測であり、実際の治療結果をお約束するものではありません。

初診のLINE通話カウンセリングから、矯正開始までの流れ

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    初診のLINE通話カウンセリング(必須/来院不要)

    お困りごと・ご希望を伺い、初回来院の日時を調整します。
    → 初診〜開始の全体は はじめての方へ|初診の流れ をご参照ください。

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    初回来院(初診精密検査)

    上記の検査を実施します。

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    院内での分析(目安:約1週間)

    検査データをもとに期間をかけて分析し、ご説明のためのスライドと資料を作成します。この間のご来院は不要です。

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    結果説明のご来院

    結果説明のためだけの来院日を設けています。歯科医師とトリートメントコーディネーターがそれぞれ時間をとり、現状の分析結果、装置の種類、装着時間、通院頻度、想定期間、費用・リスクをご説明しています。
    → 参考:インビザライン・ファースト子どものインビザライン拡大床(床矯正)

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    治療開始を決められた方

    初回のご来院で、装置をお作りするための3Dスキャンを行います(② 最終診断・治療計画の確定)。これまでの検査・分析結果と統合して治療計画を確定し、ご説明ののち、治療を開始します。

※当院での対応が難しいと判断した場合は、より高度な設備の医療機関をご紹介することがあります。


関連ページ(院内ガイド)

小児矯正のご相談は「初診のLINE通話カウンセリング」にてお待ちしております。

小児矯正の成功は「いつ始めるか」と同じくらい、診査・診断の内容が重要です。本ページは、当院で行う「診査・診断の全体像」「資料採得の内容」を、保護者の方にもわかりやすくまとめたガイドです。

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坂田 圭史

坂田 圭史

歯科医師 / ABC Dental 院長
日本大学歯学部卒業 インビザライン・プラチナプロバイダー(2026) 日本小児歯科学会会員

2006年に日本大学歯学部を卒業後、同大学附属歯科病院小児歯科での臨床経験を経て、2012年大田区田園調布にて開業。臨床経験20年、矯正症例数は累計1,200件以上。お子さま一人ひとりに最適な治療を提供することを心がけています。

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