診査・診断ガイド
治療を決める前に、決められるだけの材料を。
小児矯正の確かさは、「いつ始めるか」と同じだけ、始める前の診査・診断で決まります。本ページは、当院の検査の内容と、結果のご説明までの道すじを、保護者の方に向けてまとめたご案内です。
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はじめに、要点だけ
- 検査の日 → 約1週間の院内分析 → 結果説明の日。当院の診査・診断は、二日と一週間をかけて行う二段構えです。
- 一般的には治療を決めたあとに有料で行われる精密検査(セファロ分析を含む)を、費用をいただいていない初診の段階で実施しています。
- 結果のご説明は、お子さまごとに作成したスライドで行い、説明の動画とスライドをそのままお渡ししています。ご家庭で見返し、ご家族と共有していただけます。
当院は、検査と現状把握に時間をかけています
初回の検査に手をかけるほど、結果のご説明の精度が上がります。治療を始めるかどうかのご判断も、始めたあとの進み方も、確かなものになる——そう考えているからです。
歯並びのご説明は、検査の情報量によって確かさが変わります。レントゲンなどのデータが揃う前の段階では、どうしても「見込み」を含んだお話になり、あとから治療方針が変わることも起こりえます。当院は、治療を始めるかどうかを決める前の段階で、できる限り確かな材料をお渡ししたいと考えています。複数回のご来院というお手間をおかけしてでも、大切なことだからこそ、きちんとお伝えしたい——そう考えて、初診の段階の検査を充実させています。
初診から矯正開始までの、5つのステップ
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1
ご自宅から
初診のLINE通話カウンセリング(必須・来院不要)
お困りごと・ご希望を伺い、初回来院の日時を調整します。検査の日と結果説明の日、それぞれの所要時間の目安も、このときにご案内しています。
→ 全体の流れは「はじめての方へ|初診の流れ」をご参照ください。
ここからが当院の二段構えです。一般的な「初診相談」にあたる部分を2日間に分け、間に約1週間の分析を挟んでいます。この間の費用はいただいておりません。
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2
来院1日目
検査の日 — 初診精密検査
一般的には治療を決めたあとに有料で行われる精密検査を、この初診の段階で実施します。パノラマレントゲンに加え、セファロ(横顔のレントゲン)の撮影・分析、レーザー光でむし歯の状態を調べる検査まで行います。検査の内容は、次の章でご紹介します。
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3
ご来院不要
院内での分析(目安: 約1週間)
検査データをもとに期間をかけて分析し、お子さまのためのご説明スライドと資料を作成します。
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4
来院2日目
結果説明の日
結果説明のためだけの来院日を設けています。歯科医師とトリートメントコーディネーター(治療のご相談窓口の担当者)がそれぞれ時間をとり、現状の分析結果、装置の種類、装着時間、通院頻度、想定期間、費用・リスクをご説明します。
→ 参考: インビザライン・ファースト / 子どものインビザライン / 拡大床(床矯正)
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5
治療開始を決められた方
治療計画の確定 — 最終診断
ご検討の期間を経た最新のお口の状態を、装置をお作りするための3Dスキャン(分析用とは撮影範囲・精度が異なるもの)で記録します。これまでの検査・分析結果と統合して最終的な治療計画を確定し、ご説明ののち、装置の製作と治療に進みます。
※お口の3Dスキャンは放射線を使わない光学式のため、分析用・装置製作用と2回お撮りしても、お子さまのお身体に負担はかかりません。
※当院での対応が難しいと判断した場合は、より高度な設備の医療機関をご紹介することがあります。
検査の日に実施している主な検査
お子さまの負担を最小限にしながら診断の精度を高めるため、次の検査を組み合わせています。
✓口腔内3Dスキャン(iTero)
= 小さなカメラでお口の中を立体撮影。型取り材は使いません
歯型の粘土をお口に入れずに歯列を記録します。詳しくは「口腔内スキャナー(iTero)で型取り不要の矯正」をご覧ください。
✓パノラマレントゲン撮影
= お口全体を一枚で写すレントゲン
永久歯の本数・生え変わりの状況・顎の状態を確認します。
✓セファロ撮影・分析
= 横顔のレントゲン(頭部X線規格写真)
あごの骨格と成長の方向を分析し、治療計画の土台となる情報を得ます。一般的には有料の精密検査で行われる分析です。
✓ダイアグノデント検査
= レーザーの光でむし歯の進み具合を数値でみる検査。痛みはありません
目では見えにくいむし歯の有無や状態を、数値で確認します。
✓口腔内写真・顔貌写真の撮影
= お口の中とお顔のお写真
治療前の記録として、変化を追うための基準になります。
✓顎関節の確認
= あごの関節の動きの確認
✓発音の確認
= 歯並びが発音に影響していないかの確認
✓咬合記録・口腔機能の評価
= かみ合わせと、お口の使い方の記録
上下の噛み合わせ関係、舌・口唇の使い方、口呼吸の傾向などを評価します。
これらの中から、お子さまの年齢と当日のご様子に合わせて、一人ひとり検査を選んでいます。
※正確な検査結果を得るため、当日のお子さまのご様子によっては、検査の一部を行わない判断をすることがあります。
結果説明の日に、お渡ししているもの
結果のご説明は、お子さまの検査データをもとに、一人ひとり作成したスライドを使って行っています。そして、ご説明はその日で終わりにしていません。ご家庭であとから見返し、ご家族で共有していただけるよう、次のものをお渡ししています。
- ✓ ご説明の動画(画面録画):結果のご説明は、院長が直接行っています。その際のスライド画面と説明の音声を、そのまま画面録画した動画としてお渡ししています。同じ説明を何度でも見直せるほか、当日お越しになれなかったご家族にも、その場にいたのと同じ説明をご覧いただけます。
- ✓ ご説明に使ったスライド:そのままお渡ししています。
- ✓ 検査結果説明用紙(紙):ご説明の要点と大切なことをまとめた配布物です。
- ✓ 当院のパンフレット・矯正に関する資料などの印刷物
※検査の内容やお渡しする資料は、お子さまの年齢・当日のご様子により変わることがあります。
治療計画のシミュレーション(3D映像)
結果説明の日には、口腔内3Dスキャンのデータをもとに、治療計画にそって歯が動き、整っていく様子を3Dの映像でご覧いただけるシミュレーションを作成しています。治療のゴールまでの道すじを、映像で確認しながらご説明しています。
※シミュレーションの作成には、6歳臼歯(第一大臼歯=6歳ごろに生える奥歯)が生えていることが条件となるほか、お子さまの年齢・当日のご様子により、作成できる場合とできない場合があります。
※シミュレーションは予測であり、実際の治療結果をお約束するものではありません。
よくいただくご質問
Q 検査は痛くありませんか?身体への負担が心配です。
お口の3Dスキャンは放射線を使わない光学式、ダイアグノデントはレーザーの光を当てるだけの検査で、いずれも痛みはありません。レントゲン撮影は、診断に必要な範囲にとどめて行っています。
Q 費用はいつから発生しますか?
検査の日(初診精密検査)から結果説明の日までは、費用はいただいておりません。費用が発生するのは、ご家族が治療の開始を決められてからです。治療にかかる費用の内訳は、結果説明の日に具体的にご説明しています。
Q 当日、子どもが緊張して検査ができなかったらどうなりますか?
検査は、お子さまの年齢と当日のご様子に合わせて一人ひとり選んでいます。正確な結果を得るため、当日のご様子によっては検査の一部を行わない判断をすることがあります。無理には進めません。
Q 結果説明の日に、家族の一人が同席できない場合は?
ご説明のスライド画面と音声をそのまま画面録画した動画をお渡ししていますので、当日お越しになれなかったご家族にも、その場にいたのと同じ説明をご覧いただけます。
Q 検査の日や結果説明の日は、どのくらい時間がかかりますか?
お子さまの年齢や検査の内容により前後するため、所要時間の目安は、初診のLINE通話カウンセリングの際に、お一人おひとりに合わせてご案内しています。
当院の診査・診断の要点
まとめ
- 診査・診断は「検査の日 → 約1週間の院内分析 → 結果説明の日」の二段構えで行っています。
- 一般的には治療決定後に有料で行われる精密検査(セファロ分析・ダイアグノデント検査を含む)を、費用をいただいていない初診の段階で実施しています。
- 結果のご説明は、お子さまごとに作成したスライドを用いて院長が直接行い、説明の動画・スライド・説明用紙をお渡ししています。
- 結果説明のためだけの来院日を設け、歯科医師とトリートメントコーディネーターがそれぞれ時間をとってご説明しています。
- 治療の開始を決められた方には、装置製作用の3Dスキャンで最新のお口の状態を記録し、最終的な治療計画を確定してから治療を始めています。
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小児矯正の成功は「いつ始めるか」と同じくらい、診査・診断の内容が重要です。本ページは、当院で行う「診査・診断の全体像」「資料採得の内容」を、保護者の方にもわかりやすくまとめたガイドです。
